Dimus勝どき

Dimus勝どき 外観Dimus勝どき

近隣施設:勝どき区民館

地価の上昇がいちじるしいことはすでに述べた通りである。55年1月1日現在の公示地価の上昇率(住宅地)は、前年比を示し、翌56年には同4%を示したほどである。とくに束京圈の住宅地の上昇率は倍近くにも及んだ。55年、この年、住宅金融公庫は創立30周年を迎えた。昭和25年に設立されて以来、わが国の住宅事情に寄与するところである。とくに昭和40年代なかばからは、分譲マンションについても融資を行うようになり、マンションという居住形態の普及と定着とに大きな力となったものである。なお、同公庫ではこの年の10月、創立30周年記念行事として「80年住宅祭」を開催、好評を呼んだが、ここではマンションのモデルルームの一部を展示、マンション生活の啓蒙を行った。55年11月には㈱不動産流通近代化センターが発足している。50年代初頭あたりから、わが国における中古住宅の流通が活発化し、このころになると大量の戸数の流通が行われるようになった。こうしたことを背景に、不動産流通の近代化や協業化、あるいは流通機構の設立などが必要とされるようになってきていたが、その中心となるべき存在が必要とされ、54年12月には、センターの設立が決定されていたものである。ちなみに同センターでは、設立後の58年6月に、56年度の中古住宅流通量は年間27万戸と推定、発表している。56年3月、政府では第4期住宅建設5ヵ年計画を閣議決定、4月から第四次の5ヵ年計画がスタートする。56年度から60年度に至るもので、この5ヵ年のあいだに770万戸の住宅を建設した。55年暮れから45年にかけて、住宅ローンの金利水準は、ようやく低下へと向かう。公定歩合は55年3月からの年9%をピークに、年8月には低下これに連動してローン金利も引き下げられる。つまり、55年6月からの年8.88%を低下これをピークに、同年1月には年8.52%、56年5月には再度ダウンした。なお、この金利の低下傾向はその後現在まで一貫してつづいており、とくに公定歩合は一度の引き上げもなく、現在の利率(年2.50〇%)へ低下をつづけた。

住宅ローン金利は、現在まで多少の凹凸あったものの、歩合とぼほ同様の下降傾向を示し、10月には、住宅・都市整備公団が発足した。これは、従来からの日本住宅公団と宅地開発公団とが統合されたものである。曰本住宅公団は昭和30年に設立され、このあいだ主として耐火構造の共同住宅を中心に分譲・賃貸業務を行い、日本人の居住様式や住宅の建築・開発技術などの発達の上で大きな功績を残した。また、宅地開発公団は50年9月に発足し、主として大規模な宅地の開発と供給とを進めてきた。ところが両公団の業務のなかには、互いに重複する部分もあり、同時に拡大されつつある分譲もあるため、合併によってより強力な推進力を持たせるために統合が行われたわけである。

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