パークナードフィット新富町


パークナードフィット新富町は東京メトロ有楽町線「新富町駅」徒歩1分の中央区新富にある2016年3月築の地上13階建て、総戸数47戸、RC(鉄筋コンクリート)造の高級賃貸マンション。すでにふれた三信建物,第一園芸や,木節3で後述する内外ビルディンググを除いた20年代の主要な子会社・関連会社をあげれば,以下のようになる。㈲東洋産業、21年7月に設立。室町の三井ビル内のドラッグストアや各種小売店を経営する一方,三井化学工業の代理店として農薬,サッカリン等を取り扱った。また電気や三菱電機が製造した部品を使ってラジオを組み立てたりしていた。旧財閥の系列からいえば,住友と三菱の部品を三井が組み立てたラジオということになろう。29年2月にラジオ部門を分離してラジオ㈱を設立したが,1年後の30年1月にはクライスラー電気㈱に。営業を譲渡,東洋産業111身も経営不振のため30年3月に解散し,三井ビル内のドラッグストアや各種小売店は㈲室町サービス商会に継経営にあたったが,30年7月に束洋産業のドラッグストアや各種小売店を吸収して
㈲室町サービス商会となった。同社はその後フローラ・フーヅ㈱と社名を変更し,めち富士綜合開発㈱に合併された北日本農産工業㈱一本館地下で製造していた飴の原料調達先であった荒生産業と関係があり当社の融資先でもあった北海道農工協同㈱の士別工場の経営が行き詰ったため,27年5月に別会社として設立され,アスパラガスの集荷・加工・販売を行なった。その後社名を日本アスラガス㈱,さらにデイジー食品工業㈱と変更し,43年に当社持株の大半を大洋漁業に譲渡した。㈲日比谷サービス・センター-27年3月に接収解除となった日比谷(有楽町)の社有地を使って,有料駐車場を経営するために同年5月に設立。 同社は39年2月に業務を第一整匪㈱に引き継ぎ,43年6月に解散した。㈲常盤橋ガレーヂー室町の三井ピルの貧借各社の車庫管理のため,27年10月に、中央区本石町の国電ガード下に車庫をもち,現在に至っている。馬来貿易㈱-23年3月に設立された会社で,商社的事業や広告業,その他三信ビルの地階にピータースレストラン等を営んでいた。設立当初から当社と関係があ
り,26年当時には当社の馬来貿易に対する融資額は1億円に達していた。当社は,馬来貿易が26年3月に800万円に増資(従来の資本金は200万円)した際に,増資新株を全株引き受けた。そして当社は,27年9月に事業計画を決定した横須賀でのオリッタルアーケード(米軍軍人向けの百貨店・スポーツ施設・ビヤホール等)や,28年3月に接収解除となった日比谷の建物を利用した日東コーナーハウス(喫茶店)の経営を馬来貿易に委託した。以上の各社のほかに,当社が20年代に出資していた会社に,東京築地青果㈱と㈲青山生花市場がある。これらの子会社は,事業面では必ずしも順調には行かず,むしろ紆余曲折を経るものが多く,のちに軌道に乗るよ引になったものもそれまでにかなりの年月を要した。しかし,この時期こうした子会社方式を経験したことは,その後の当社の羅営方法に少なからぬ教訓を残した。当時,当社は国鉄の不動産部門とのクイアップにより事業を進めようとしたが,事情によって実現しなかった。常鵬橋ガレーヂは,その関連で設立された。近隣施設:中央区役所

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