アルシュ勝どき


アルシュ勝どきは、都営大江戸線 『勝どき駅』徒歩3分、東京メトロ有楽町線『月島駅』徒歩15分、都営大江戸線『月島駅』徒歩15分の分譲マンションです。ストック拡大で中古流通が活発化していく。昭和50~51年ごろとなると、首都圖でマンションが大量に建設・分譲されるようになってからほぼ10年が経過する。当然、マンションのストックも大量にのぽるわけで、51年までのマンションの累積戸数は、約27万戸にのぼるものと推定される。一方、わが国の住宅総戸数は世帯総数を141万戸も上回ることになり(48年『住宅統計調査』による)、少なくとも戸数の点ではすでに充足の時代を迎えることになった。つまり住宅は50年代初頭のころから質への時代に突人したわけである。こうした二つの条件が重ね合わさったところに生まれたのは、中古住宅の流通の活発化、つまり需要者にとっては買い替えが盛んに行われるようになった点である。とくにマンションについて考えてみると、マンションが普及するようになってから10年、このあいだに、今まで住んでいたマンションが狭くなった、家族構成に合わなくなった、というケースがしばしば見られるが、マンションの特性として増築や建て替えは不可能であり、居住水準の向上を考えるとすれば、住み替えがそのための唯一の方法となってくる。つまり、これまで住んでいたマンションを売却して、より質の高い住宅へと住み替える人が増加してくるわけであるが、となると、売却によって、これまで住んでいたマンションが中古住宅として市場に出回るようになる。さらに、こうした中古マンションを取得することによってマイホームを実現するという人が現れるのも当然なことで、ここに中古マンションの流通が活発に行われることになるわけである。

つまり、住宅取得の手段として、中古マンションの購人が見なおされてきたのはのころのことであり、ある住宅情報誌では、中古マンション購入のメリットとして、同じ立地条件・規模の新築マンションにくらべて価格が低いこと、新築物件の供給が少なくなっている地域でも見つけることができること、室内改装によって新築と同様の室内スペースをつくることができることをあげている(『高層住宅』51年8月号)。こうして50~51年には中古住宅の朧通が次第に活発になってくるが、東京圏における中古マンションの発生率を助日本住宅総合センターでは、昭和51年には3.7%と推計している(『東京圏マンション中古流通量実態調査』昭和55年8月)。つまり、マンションのストックのうち、中古マンションとして市場に出た発生した割合は100戸中3.7戸ということになるが、この中古発生率、同調査によると、昭和42年に6%、45年2%、48年に3.5%、そして51年に前記の通り7%と着実にふえ、今や中古マンションの流通時代を告げることとなった。ただ、このころはまだ、中古住宅の流通を阻害する要因が依然として強かったことは否めないところである。第一に税制上の不利さがあるし、もう一つ、金融上の問題が残っていたからである。近隣施設:勝どき区民館

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