クラリティ・アスール


駅から近く、 駅から近い築浅ファミリータイプで四面採光が気持ちのよい、静かで利便性の高い立地に建つ都営大江戸線「勝どき」駅4分の高級分譲マンション クラリティ・アスール。57年ごろになると、いわゆる住宅のリフォームや増改築を促進する動きが活発になってきている。世の中一般でも、これまで住んでいた住宅をリフォームして住みつづけようという傾向が強まり、リフォーム需要が活発になってきたが、こうした需要傾向をより顕在化させ、スムーズな増改築が可能になるようにという動きが活発になってきたわけである。マンション居住においても同様で、マンション居住者が室内をリフレッシュし、より快適で居住性の高い室内空間をつくり上げよう、そんな傾向と需要とが強まったのもこのころのことである。こうしたところから、57年4月には日本住宅リフォームセンターが発足、さらに同年8月には、建設省などの手によって増改築キャンペーンが行われた。また、このころには、住宅メーカー、建設業者、あるいはマンション業者のなかにはリフォーム事業に進出するところが相次いだものである。59年に入ると、5月には58年秋に行われた住宅統計調査(総務庁による)の結果が発表されている。これによると、日本における住宅戸数の充足率は飽和しており、全国で空き家が約360万戸存在することがわかった。こうしてわが国の住宅事情も、いよいよ本格的な質の向上時代を迎えると同時に、空き家が流通する、住宅の流通活発化時代に入ったことになる。なお、11月には日本不動産学会(石原舜介会長)が発足した。近年、不動産問題を学問的にとらえ、さらに不動産教育に資することの重要性が必要となってきたが、こうしたことを背景に、学際的な分野のメンバーで結成されたもの。ところで、このころ(57~59年)の地価の推移を見てみよう。地価公示による地価の動きは、55~56年にかけてはすでに述べたように、55年2%(全国平均・住宅地)、56年1.4%と2ケタ台の上昇ぶりであったが、57年には国平均住宅地であった。とくに3大都市圏の上昇率は8%にとどまり、全国平均を下回ったということは、さらに鈍化したことを示している。つまり、大都市周辺の地価上昇が地方よりもさらに鈍化しており、58年、59年と、この傾向はさらに強まる。58年1月1日現在の公示地価によると、全国平均で5.1%、3大都市圈で4.5%、東京圏で4.1%(いずれも住宅地)の上昇で、地価上昇は完全に鎮静化した。さらに59年1月1日現在の公示地価の変動は、全国平均3.0%、3大都市圏2.6%、東京圈2.2%となったが、とくに東京圈における地価上昇の鎮静化がいちじるしい。さらにこうした傾向は、60年から61年前半あたりまでつづいた。

そして、57年の冷えこみから59年の回復していく。ところで、57~59年ごろのマンションの供給事情はどうだったか、売れ行き状況は後述すると、まずまずこのころの首都圈におけるマンション市場は回復していた。55年から56年にかけては価格は安定傾向に向かい、56年1年間の1戸当たり平均価格は2620万円で、55年の2479万円に比してわずか5.5%の上昇でしかなかった。さらに57年から60年にかけては、価格はいっそう安定し、とくに56年から57年にかけて、つづいて57年から58年にかけては、価格推移は前年比マイナスを示したほどである。56から60年における首都圏マンションの各年一戸当たり平均価格をあげておくと次の通り(カッコ内は前年比の変動費)56年2616万円(5.5%増)、57年2578万円(4%減)、58年2557万円(0.8%減)、59年2562万円(0.1%増)、60年2683万円4.7%増)となっている。これから見てもわかる通り、価格安定のボトムは57、58年の両年であり、この両年はいずれも前年比で価格の下降を示した。近隣施設:文化堂

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