シティハウス勝どきステーションコート


シティハウス勝どきステーションコートは、中央区勝どきのアドレスに佇む住友不動産プロデュースの人気分譲マンション。同金融改善が市場活発化の引き金に金融情勢が変化していくのである。ここで昭和60年ごろからの金融情勢について見ておきたい。金融情勢のなかの金利水準の指標となるのが公定歩合であるが、この公定歩合は、すでに述ぺたように、昭和55年9%をピークに、その後下降の一途をたどり、60年代に入ると、61年1月から年4.5%へ。ピーク時の二分の一の水準となった。現在の2.5%という年利は、戦後最低の公定歩合である。長期プライムレート、あるいは住宅ローンの金利も、これに連動して低金利へと向かう。たとえば、住宅ローンの金利は、59年春には年8%台を割り、年7.9%となったが、その後も金利引き下げがつづき、62年2月にはついに年7%台を割って、年6%となった。公的融資も同様で、たとえば住宅金融公庫融資も、61年3月の、年5.5%から5%への引き下げをきっかけに幾度か引き下げられていく。利用者にとっては同じ金額の借り入れでも返済負担される。住宅ローンの金利が低いということは少なくてすむというメリットがあるが、一方、金融機関にとっては資金の流動性が高く、いわば貸出先を積極的に求めている状況を示す。この両者の要求、あるいは利点が一致したのが60年から現在に至るまでのことがマンションの売れ行き好調、あるいはすでに述べた新設住宅戸数の増大につながったわけである。60~62年ごろに住宅金融上で活発化した現象として、住宅ローンの借り換えがある。50年代後半以降でもっともローン金利が高かったのは55年の時期で、このとき、ローン金利は年8.88%。このころローンを利用してマンションなどを購人した人は多いが、60年代に入ってからの新規金利を見るにつけ、ローンの借り換えはできないのか、という心理に至るのは当然であろう。
たとえば惜人額1000万円、返済期間20年とすると、返済総額(20年間)は、年8.88%では約2140万円に達する。一方、年6.4八%の金利では、返済総額(同上)は約1790万円になる。両者のあいだには実に約350万円の差があるわけで、高い金利のときの借入者が、高い金利のローンから低い金利のローンヘの借り換えを希望するのは当然であった。

こうしたことから、60年あたりから、住宅ローンの借り換え需要者が急速に増加したが、これも急速な低金利化が生んだ現象の一つであった。現在に至っては1%前後の金利で住宅ローンが組めてしまうのは、この当時の金利で考えると考えられない事である。シティハウス勝どきステーションコートは5000万前後で購入して1%の金利で住宅ローンを組めば、1000万ほど差が出ることになる。近隣施設:東武ストア

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