ブリリアイストタワー勝どき


都営大江戸線『勝どき駅』徒歩2分のハイグレードタワーマンション、ブリリアイストタワー勝どき。地上32階建て、下層階はオフィスフロアとなっておりレジデンスは19階~32階の上層階のみで、各部屋都心を望む圧巻の眺望、夜景を楽しめる。中央区を中心に、東京23区内にはマンションの適地がほとんどなくなってしまったこと、それに加えて、たとえ適地があったとしても、地価のいちじるしい高騰の影響を受けて、とくにファミリー・タイプのマンションとしては供給できなくなったことをあげることができる。このような都心マンションの激減に対応して増加したのが神奈川県における分譲戸数である。60~62年の3年間の供給戸数は、前記のように4万6416戸、首都圏全体の戸数
に占める割合は38.2%となっている。前の3年間(57~59年)にくらべると、戸数で6749戸増加し、割合で11.9ポイントも上昇している。今や神奈川県は、首都圈のなかではマンションの。大量供給地域”となったわけであるが、その背景となったのは、東京都内にくらべて地価もまだ安く、適地も残されていること、神奈川県内のマン
ションは、千葉や埼玉にくらべると需要者の人気も高いために、マンション業者がきそって神奈川県に進出したこと理由であった。60~62年のあいだのマンション価格はどうだったか。首都圏におけるマンションの一戸当たり平均価格をあげておくと、60年が2683万円、61年が2758万円、そして62年が3579万円。対前年比の値上がりを見ると、60年は4.7%増、61年は2.8%増、ところが62年は29.8%増である。つまり61年までは、マンションの一戸当たり平均価格はほとんど横ばいといってよいくらいの値上がりでしかなかったのだが、62年に至ると、実に30%近い価格上昇となった。こうした背景のなかで、最近、首都圈マンションの売れ行きについて、大きな変化がもたらされつつある。つまり63年に入ってから月間契約率が低下するとともに、流通在庫戸数と完成在庫戸数とが増加傾向にあることである。62年の月間契約率平均は9.2%と。史上最高で、マッション
の第五次ブームと呼ばれたものだが、63年に入るとこの月間契約率は急速に下降、63年には平均で77.5%にまでダウンした。また、流通在庫戸数も62年6月をボトム(273戸)に増加に転じ、63年5月末現在で2734戸となっているし、完成在庫は62年8月の37戸をボトムに、これまた63年5月末には303戸へと増加した。むろん、63年5月現在の流通在庫、完成在庫の戸数は過去の状況と照らして多くはないのだが、月ごとに増加していくという傾向は、将来の売れ行きに警鐘を鳴らすであろう。近隣施設:デニーズ

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