ガリシア銀座イーストは、東京メトロ有楽町線「新富町駅」徒歩2分の中央区築地に位置する2005年08月築、地上10階建、RC（鉄筋コンクリート）造、総戸数44戸の高級分譲賃貸マンション。当社が創立に際して三井物産から買い受げた元二井合名所有の不勁産は,建物についてみると，Ξ井本館・二号館・三男館・高麗橋ビ建物についてみると，Ξ井本館・二号館・三男館・高麗橋ビ用施設，運勁場クラブハウス・逗子海浜倶楽部等の従業員用施設，三井文庫・戸越農園温室・下高井戸牧場牧舎等のその他施設など延３万506坪であり，土地は，上記建物の敷」也のほか，東京の兜町（東京証券取引所敷地を含む）・内幸町・有楽田］須田町・淡路町・神保町・二田四岡町・　|ユ高井戸（運勤場敷地）・小平村等の土地，東京・神戸などの材料置場川庖三井系諸会社向けの貸付け胤上海・京城の海外など介計24万418坪であった。これらの買受け不動産のうち，当社経営の基盤となったのは事務所川ビルであった。主要なテナソトは，室町一構の各ビルでは三井銀行・三井物産・三井鉱山は欧員27名，嘱託１名，準職員18名，三井信託・三井生命等，巾之島ピルでは二井物産，高麗橋ビルでは定員247名であり，雇貝の身分別内訳は工務雇員105名，一般雇員12名，鯉期雇員92名，準雇員38名であった。また，雇員の職穐別内訳は，交信係（エレベーター連転手など）50名，計算係兼交信係（主として夜‘司要員）42名，整備係38名，設陥係36名，営繕係33名，材料係13名，検査係７名，Ｔ昨工具係７名，タイビストおよび給仕６名，電ぷ交換手,６名，受付係３名，被服係３名，自動車運転手２名，製図係１名であった。これらの大半は二井合名不動産課から三井物産に移っていた人たちであった。三井物産の本店不勤産管理課時代バエンリスト・バッ|‥ノータッチ」といわれていた状況のもとで疎外感を味わってきた従業貝の多くは，あらたな使命感に燃えて当社に結集した。従業員に適川する諸規則は，当初，三井合名，三井物産の諸規則が準川されたか，その後三井総元方の諸規則が改祀されたのに伴い，当社は昭和16年11月から独自の人事関係諸規則の制定に取り組んだ。そこでは，三井総元方の規則改正に準じつつも，当社の特殊性を加味することが追及されたのである。とくに，職務の性質，学歴，技能，経験などの面で事務関係従業員と異なる，技術・現業関係従業員をいかに処遇するかが問題であった。これらの従業員を三井系各社共通の「職員」・「準職員」・「雇員」という呼称で律することは困難であったので，17年４月に従業員の呼称変吏を行ない，従業員は「技術貝」・「現業員」・事務員）にあるような資格が設けられることになった。当社が創立に際して三井物産から買い受げた元三井合名所有の不勁産はであった。このように当註は，実質的には五井家共有の不動産を管理連営し主として三井系各社に琲務室を賃貸するビル会社として出発したのである。殷立された昭和16年７月15日は，梅雨明け問近の蒸し包い|」であった。設立当時人事課長兼幌務課長であった氷室捷爾（のち副礼長）は，「こんな暑い口に，こういうひよわな会社が育つんだろうか」という思いにかられたとい‰後包，氷室は当時を回想して，次のように述べている。「新会陸が将来うまくやっていけるかどうかについては。やはり相当の不安があった。それは，新会社,の主な業鴉である不動産貨貸茉というものが，肖時の商柔往来になく，当時はいわゆる戦時態勢であったので，一定の規格にはまった業務でないと，金融，資剛等に関する政府の統制の枠にはまらず，従っていろいろの|面で非常に｡不利な収扱をうけるのではないかという懸念があった。そしてその懸念は，後に方面に事実として　現われてはきた力y役所や吐間の人に，こういう商売もあ９得ることを認識させることを一つの使命として。また不動産会社という一つの業態のパイオニアとしての誇りを以て仕事に当ることとなったのである。ガリシア銀座イーストもそのパイオニアとして十分周りの業者に見せつけるような一寸狂わぬプランで施工されており、人気を博している。近隣施設：中央区役所