アジリア銀座J’s

アジリア銀座J's 外観
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マッション投資事件と倒産被害が起こり始める。昭和四五年には、マンションの分譲ないしは経営をめぐって、いくつかの事件が起こった。これらの事件は大きくは二つに分けられるものであった。その1つは、マンション投資詐欺ともいえるもので、マンションの建設と賃貸経営の計画を発表し、投資家に相当高率な利益配当を約束して出資させる。はじめのころは、約束の配当があるが、そのうちに途絶え、元金の返還を求めても言を左右にして返さない、やがて会社は倒産して、多くの人々のお金は消えてしまっている、といったものだ。もう一つの方は、マンションの計画を立てて分譲を始める。ここまでは通常のマンションの青田売りということだが、売買契約を結んで人々から前金をとる。ところが、建てるはずのマンションがいっこうに建たない。不安になって現地へ行ってみると、工事は途中でストップしている。工事関係者を探して事情を聞いてみると、約束どおりに工事費を払わないなどで、工事はやめた、というようなことである。建設計画は発表したものの、キチンとした資金計画がなく、購入希望者の前金(手付金、申込証拠金など)をあてにして工事に入ったが、思うように前金が入らず、自転車操業が挫折した、というようなことだ。これまた、やがて会社の倒産が伝えられ、前金の被害者がでる、というようなものであった。前者の典型的な事例としては、「㈱日本住宅総合センター」事件があった。(現在、これと同じ名の財団法人があるが、この財団は住宅問題などの調査研究機関で、むろん、この両者にはなんの関係もない)。この会社は、東京都内のあちこちにマンションを建て、賃貸経営するという計画を発表し、出資者を募った。その条件としては、出資金の一四%強の利益配当を掲げていた。当時は、「財テク」という言葉はなく、「マネービル」という言葉が流行していた。マネービルをしようとしている人たちの貯金、退職金などを集めた。一四%強といえば、銀行の定期預金などよりはるかに高い利回りで、マンション賃貸の利回りなどについて、ほとんど知識のないような人たちが、この話にうまうまと乗せられたようだ。この当時の東京での賃貸利回りは、うまくいってせいぜい一〇~ニー%くらい、特別の好条件にめぐまれていても一五%以上といったことはあり得ない、というのが実情だった。一五%に回ったとしても、そのマンション会社経営の人件費、事務費などを考えたら、とても一四%強などの配当
はできないはずである。この会社もはじめはキチッと配当をしていた・もっともヽその配当金は新しく投資した人の出資金を回していた、というのが実情であろう。会社としては、いくつもの計画を発表しているので、そのそれぞれに出資金が集まり、しばらくはやりくりができたのであろう。だが、日ならずして自転車操業は破綻して、被害者が騒ぎだし、社会問題化した。この会社と類似の会社が数社あって、やはり経営破綻で被害者をだした。。マンション詐欺”の広がりは、マンション不信、マンション業界の社会的信用の低落をももたらした。マンション業界としては迷惑至極な事件ということになった。後者の方も、日本建設協会など数社の事件があった.代表格の日本建設協会は、株式会社なのに「協会」という名称を使っており、業界内で批判の多い会社だった。四一年に日本高層住宅協会が結成されたとき、「あの会社は加入させないようにしよう」とか、あの会社が会員になるならうちは遠慮するという話が出たぐらいであった。「日本建設協会」は、やたらと数多くの建設計画を発表し、分譲を始めた。購入者の前金のやりくりなどで、いくつかのマンションは完成したが、構造ノ設備などに欠陥が多く、入居者のクレームが続出していた。そのうちに、粗悪な欠陥マンションすらは前金を払って、マンションには入れない、たくさんの被害者が発生した。これまた、マンション業界に小さくないマイナスをもたらした。現在では考え有られない詐欺が横行してしまうと、アジリア銀座J,sのようなファンド物件の方が安心できるといってもいいかもしれない。

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